自然科学書出版  近未来社
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    自然災害(地盤災害)
千木良雅弘 著
  災害地質学ノート
大八木規夫 著
  増補版/地すべり地形判読法
千木良雅弘 著
  写真に見る 地質と災害
千木良雅弘 著
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千木良雅弘 著
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千木良雅弘 著
  群発する崩壊
石田 毅 著
  岩盤破壊音の科学
千木良雅弘 著
  風化と崩壊

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金折裕司 著
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力武常次 著
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金折裕司 著
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金折裕司 著
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高橋 保 著
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渡辺邦夫 著
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  上手な本の作り方 Q&A
深川昌弘 著
  これからの自費出版−虎の巻−
竹内篤雄(京都大学理学博士・技術士)著
自然地下水調査法 −日本国内863箇所の地下水温−
Investigating Methods for Natural Groundwater
 −Temperature of Groundwater at 863 areas in Japan−
菊判(フルカラー上製)・202頁 定価 4,400円(税込)
ISBN978-4-906431-47-2〔初版発行日/2017.3.15〕
Key Words  自然地下水調査法・地下水位と孔内水位・多点温度検層・孔内洗浄・単孔式
加熱型流向流速計・流動地下水の季節変動・観測孔仕上げ・地下水温
From the text
 このように地下水が関与している種々の問題に対して,これまではマクロな見方で問題を解決しても,我々の生活に大きな支障は生じなかった。しかし,今日のように高密度化された社会生活の中においては,マクロな見方だけでは十分に対処しきれず,クライアントに対して多大な不満感を抱かせる状態となっている。このように高密度化された社会の要請に対して満足感を与えられる解答を導き出すためには,地下水に対してミクロな見方を導入した問題解決法の出現が望まれている。
 これまでに多くの研究者・技術者によってなされてきた調査・研究成果を顧みると,地下水とは単に地下水層として一様かつ層状に存在するだけではなく,地下水流脈(いわゆる「水ミチ」)として水脈状に存在している場合も多いことが指摘されている。また,帯水層は垂直的に一枚の層として存在している場合もあるが,多くの場合それぞれ微妙な透水性の相違によって異なる水位・水頭を有する複数の帯水層で構成されていることも認められている。それら複数の帯水層が地盤災害・地下水障害に及ぼす影響の度合いは,それぞれの地層の水理的特性によって異なっていることも指摘されている。

 はじめに

<第1章> 自然地下水調査法の必要性
 1-1 従来の地下水調査法
 1-2 現地に見る地下水の存在状態
 1-3 透水性の不均一性
 1-4 地盤災害と「水ミチ」の役割−地すべりを例として−
 1-5 自然地下水調査法を構成する調査法とは
  <コラム>地下水と私@ 自然地下水調査法とは?

第2章 地下水位と孔内水位との違い
 2-1 地下水位とは
 2-2 水位日報
 2-3 孔内水位とは
  <コラム>地下水と私A 地すべり対策工の評価

第3章 多点温度検層法
 3-1 多点温度検層の必要性
 3-2 多点温度検層の原理
 3-3 多点温度検層の概要
 3-4 多点温度検層の実施方法
 3-5 孔内温度を変化させる方法
  3-5-1 孔内温度を上げる方法
  3-5-2 孔内温度を下げる方法
 3-6 地下水流動層の検出方法
 3-7 従来の検層法(温度検層・塩分稀釈による地下水検層)との対比
  3-7-1 温度検層との対比
  3-7-2 塩分稀釈による地下水検層との対比
 3-8 「温度復元率−時間曲線」からおおよその流速を推定する方法
  3-8-1 CCDカメラで測定した結果との対比例
  3-8-2 多点温度検層から深度方向に連続的に流速を推定した例
 3-9 条件を変えた検層
  3-9-1 揚水しながらの検層1
  3-9-2 揚水しながらの検層2
  3-9-3 使用中のポンプを停止して検層する方法
  3-9-4 ケーシング孔ならびに孔内傾斜計設置孔を利用した
    地下水流動層検出の試み

第4章 多点温度検層結果の解釈の仕方
 4-1 4つのパターン
 4-2 実験
  4-2-1 実験装置
  4-2-2 実験方法
  4-2-3 実験結果
  4-2-4 考察
 4-3 実験結果に基づいた現地検層結果の解釈の例

第5章 孔内洗浄と検層結果の対比
 5-1 検討方法
 5-2 検層結果
 5-3 孔内洗浄が意味するもの
  <コラム>地下水と私B 孔内洗浄の方法

第6章 いろいろな地層における検層例
 6-1 砂礫層における簡易洗浄と送気洗浄による流動層検出の相違
    −洗浄の必要性−
 6-2 粘土質砂礫層を主体とする地層での検層例− 間詰めの必要性−
 6-3 粘土混じり砂礫層で検出された被圧水
 6-4 砂礫層で厚い流動層を検出

第7章 単孔式加熱型流向流速計
 7-1 はじめに
 7-2 温度を利用した単孔式加熱型流向流速計の開発
 7-3 単孔式加熱型流向流速計
  7-3-1 原理
  7-3-2 特徴
  7-3-3 計測器の構成
  7-3-4 実験による検証
 7-4 センサー設置方法と測定方法
  7-4-1 センサー設置方法
  7-4-2 測定方法
 7-5 解析の方法
  7-5-1 流動方向
  7-5-2 流動速度
 7-6 実施例
  7-6-1 礫混じり粗砂層での例
  7-6-2 砂礫層での例
  7-6-3 粘土混じり砂礫層での例

第8章 流動地下水の季節変動
 8-1 河川改修工事に伴う流動層存在深度および流向流速の変化
 8-2 2つの小河川に挟まれた土地の流動層存在深度および流向流速の季節的変動

第9章 地下水調査のための観測孔の仕上げ方
 9-1 観測孔仕上げ方の現状
 9-2 ボーリング掘削孔径
 9-3 観測孔仕上げの諸条件を決めるための実験
  9-3-1 実験装置
  9-3-2 実験方法
 9-4 フィルター材
 9-5 ストレーナー加工
 9-6 間詰材
 9-7 孔内洗浄
  9-7-1 代表的な孔内洗浄方法とその留意点
  9-7-2 洗浄実験事例および洗浄効果
 9-8 観測孔仕上げのための諸条件の検討のまとめ
  9-8-1 掘削孔径,開口率,フィルター材,間詰材
  9-8-2 孔内洗浄の仕方
〔参考1〜5〕 観測孔仕上げ並びに孔内洗浄に関わる経費
       (2014年の歩掛かりに基づく)
 1)観測孔仕上げに必要な経費
 2)孔内洗浄に関わる経費
  <コラム>地下水と私C 作業マニュアル整備の必要性

第10章 日本国内の地下水温
 10−1 測定方法
 10−2 全体的傾向
 10−3 地下水温(北海道地方)
 10−4 地下水温(東北地方)
 10−5 地下水温(関東地方)
 10−6 地下水温(甲信越 地方)
 10−7 地下水温(東海地方)
 10−8 地下水温(北陸地方)
 10−9 地下水温(近畿地方)
 10−10 地下水温(中国・四国地方)
 10−11 地下水温(九州・沖縄地方)
 10−12 都会における地下水温の高温化現象

<附表> 日本国内863箇所の地下水温データ
 〔附表1〕北海道地方における地下水温測定結果
 〔附表2〕東北地方における地下水温測定結果
 〔附表3〕関東地方における地下水温測定結果
 〔附表4〕甲信越 地方における地下水温測定結果
 〔附表5〕東海地方における地下水温測定結果
 〔附表6〕北陸地方における地下水温測定結果
 〔附表7〕近畿地方における地下水温測定結果
 〔附表8〕中国・四国地方における地下水温測定結果
 〔附表9〕九州・沖縄地方における地下水温測定結果

 あとがき
 文 献
 索 引

【著者略歴】
竹内 篤雄 (たけうち あつお)
1940年11月
1964年4月〜2004年3月

1977年12月
1980年9月
1991年9月
2004年3月
2004年4月〜
2005年12月〜2008年4月
2006年6月〜2011年6月
2009年6月〜
2015年9月〜
栃木県日光市足尾町生まれ
京都大学防災研究所地すべり研究部門
(現・斜面災害研究センター)
技術士(応用理学部門)合格
京都大学理学博士
技術士(応用理学部門)登録
京都大学防災研究所定年退官
自然地下水調査研究所主宰,現在に至る
日本試錐設計梶@技師長
絵&Mリサーチ 技術顧問
キタイ設計梶@技術顧問
芙蓉地質梶@技術顧問
(受賞・表彰)
1984年5月
1984年8月
2004年10月
2005年10月
2014年6月

日本地下水学会功労賞
日本地すべり学会論文賞
日本地下水学会功労賞
日本地下水学会技術賞
日本技術士会近畿本部長表彰

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