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力武常次(東京大学名誉教授)
予知と前兆
−地震「宏観異常現象」の科学−

近未来科学ライブラリー・
シリーズ Vol.8
A5判(上製)
244 P
3,048円+税
ISBN978-4-906431-09-0
地球物理学・地震学の権威,力武博士のライフワークである"宏観異常現象"研究の集大成。全世界で起きた著名な地震にまつわる"宏観異常データ"を収集し,その発生態様に一定の規則性があることに着目。今後の中・長期的地震予知研究に一石を投じる画期的労作!

Key Words
地震予知・宏観異常現象・歴史地震・動物異常行動
第1章   「宏観異常」とは

 1−1 地震と予兆
1995年兵庫県南部地震−阪神・淡路大震災− ○紀元前より,洋の東西を問わず ○科学者の責務
 1−2 問題の背景
過去の顕著な異常例 ○Tributschのコメント ○著者の取組み
 1−3 先人の業績
寺田寅彦−多才な物理学者− ○末廣恭雄−著名な「お魚博士」− ○畑井新喜司−ナマズ研究の先駆者− ○武者金吉−清貧に耐えて− ○Hans von Hentig−西欧からの報告−
第2章   宏観異常概観T −地震別ケース・スタディー−

 2−1 日本の大地震
1854年 安政東海地震 ○1855年 安政江戸地震 ○1891年 濃尾地震 ○1923年 関東地震 ○1944年 東南海地震 ○1978年 伊豆大島近海地震 ○1978年 宮城県沖地震 ○1984年 長野県西部地震 ○1995年 兵庫県南部地震 ○その他の大地震
 2−2 中国の大地震
中国の地震活動と地震史 ○1975年 遼寧省海城地震 ○1976年 河北省唐山地震 ○その他の大地震
 2−3 アメリカ・旧ソ連・イタリアなどの大地震
アメリカの大地震 ○旧ソ連の大地震 ○ルーマニアの大地震 ○旧ユーゴスラビアの大地震 ○トルコの大地震 ○イタリアの大地震 ○中南米の大地震
第3章   宏観異常概観 −分類と特性−

 3−1 土地変形
 3−2 鳴動(音)
 3−3 前震
 3−4 動物異常行動
哺乳類 ○鳥類 ○魚類 ○ヘビ・ミミズ・昆虫など ○動物は何に感じるか
 3−5 発光現象
発光現象事例の追加 ○発光の形,色,輝度 ○発光源の位置 ○発光現象の先行時間 ○発光の原因とそのメカニズム
 3−6 地下水・温泉
地下水・温泉変化事例の追加 ○異常出現地点の震央距離 ○先行時間
 3−7 異常気象
 3−8 異常電磁波
 3−9 超能力
第4章   宏観異常の特性と地震予知への応用

 4−1 宏観異常の解明に向けて−アクティブな取組み−
日本の研究 ○中国の研究 ○アメリカの研究
 4−2 宏観異常の出現地点
最大出現距離−大地震ほど遠くまで出現− ○震央もマグニチュードも予測可能
 4−3 宏観異常の先行時間
先行時間の頻度分布 ○最長先行時間と本震のマグニチュード ○先行時間のワイブル分布解析
 4−4 宏観異常による地震発生確率−信頼性をどうするか−
宏観異常出現後の地震発生確率の算定 ○複数のシグナルによる総合確率 ○「にせ」シグナルをどうするか ○総合確率算定の実例
 4−5 果たして病的科学か
第5章   地球科学的前兆との対比

 5−1 最大出現距離の比較
 5−2 先行時間の比較
第6章   まとめとこれからの課題

 <資料1>濃尾地震の前兆
 <資料2>宮城県沖地震の前兆
 <資料3>長野県西部地震の前兆
 参考文献(和文)
 参考文献(欧文)
 索引

【口絵写真より】

中国・唐山地震の断層により,
ずれた並木

【著者略歴】 

力武常次(りきたけつねじ)
東京帝国大学理学部地球物理学科卒業.東京大学地震研究所助教授,同教授,同所長.東京工業大学理学部教授,日本大学文理学部教授を歴任.現在,財団法人地震予知総合研究振興会理事,東京大学・東京工業大学名誉教授,理学博士.2004年8月22日死去.


書評
 
水晶 QUARTZ 12号より
 (1999.3.10発行)MARCH 1999 VOL.12 NO.1

力武常次著
「予知と前兆」−地震・宏観異常現象の科学
 実はこの本を電車の座席で読んでいて、降りる駅を乗りすごしてしまった。むつかしそうな本なのに出来のよい推理小説のように紙面にのめりこんでしまい、気が付いたら練馬駅を出てしまった。はじめての体験である。
 ナマズと地震の関係は広く知られており、東京都が実験をおこなったが、成果がえられないとして打切りになったという新聞記事を思い出した。このほかにも大地震の前兆としていろいろのことが記録されており、動物、光と音、電波、井戸や温泉などの異常現象があったとされる。
 著者は地球物理学者(元東大震研所長)で、昔お会いしたことがある。有能かつまじめな研究者で、著者名にひかれてこの本を買ったのであり、無責任な本でないことは保証していい。
 日本と世界のデータ(自身がアンケートにより集めたものをふくむ)を統計学的に処理した結果、その約7割は誤情報であること、残りの3割は発生した地震に対して時間的・空間的に一定の傾向を示しているという、東京都のナマズも実は3割を当てていたそうで、実験の中止がおしまれるとある。
 出来るだけ多くのデータを集めて、それを数理的に処理することによって、おこるべき大地震の時間、場所(震央)、規模(マグニチュード)まで予測が可能であるらしい。おどろくべき内容で、一駅二駅をのりすごしてもおしくはない。(H.H)

近未来科学ライブラリー・シリーズ サイエンス・セレクション・シリーズ
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地下環境機能 (吉田英一) 土石流の機構と対策 (高橋 保)
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フルカラーの専門書 防災科学技術ライブラリー
チャート・珪質堆積物 (服部 勇) 地すべり地形の判読法 (大八木規夫)
地震の化石 (林 愛明)
四川大地震 (林 愛明・任 治坤) 日本の活断層
山口県の活断層 (金折裕司)
日本生物図誌シリーズ
大阪府陸産貝類誌 (松村 勲) その他
かたつむりの世界 (川名美佐男) これからの自費出版-虎の巻- (深川昌弘)
大学をリシャッフルする (西田耕三)
建設行政法規の本 キッズ川柳を作ろう! (日野進)
建設行政法規の基礎知識 (萬匠東亜男) (著)省略


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